自動車登録

はじめに

現代社会に自動車は欠かせませんが、自動車を使うためには「車庫証明取得手続」「登録手続」を行わなくては使うことが出来ません。その手続きがどの様ものであるか簡単に説明していきたいと思います。

車庫証明とは

自動車を所有したら自動車を保管場所を確保して、その保管場所のある地域を管轄する警察署で手続きを行わなくてはなりません。

 

(1)保管場所の条件
  @道路以外の場所であること。
  A自動車を保管できる広さがあること。
  B道路から自由に出入りすることが出来ること。
  C保管場所が使用の本拠の位置(自宅、事務所など)から2km以内であること。
  D自動車の所有者が、保管場所を使用する権原を有すること。

 

(2)申請に必要な書類
  @自動車保管場所証明申請書
  A保管場所標章交付申請書
  B保管場所の所在図・配置図
  C保管場所が使用できること(使用権原)を明らかにする書面

 

(3)申請の手順
  @申請に必要な書類が出来たら自動車の保管場所を管轄する警察署へ申請します。

 

  A申請には、手数料が必要になりますので、収入印紙で支払います。手数料と購入方法は、
   最寄りの警察署交通課で問い合わせて下さい。

 

  B申請の際に指定された日以降に車庫証明を受け取ることが出来ます。受け取る際に、
   申請書の控えと印鑑(認印可)が必要です。

 

新規登録申請

製作後、初めて登録する場合(新車新規)や一時抹消されている自動車を再度登録する場合(中古新規)には、運輸局に新規登録申請が必要です。

 

(1)申請に必要な書類
  @登録申請書
  A完成検査終了証(新車新規の場合:9ヶ月以内のもの)
  B登録識別情報通知書(中古新規の場合:所有者が変わる場合は、譲渡証明書が必要)
  C自動車通関証明書(輸入車の場合)
  D排ガス検査終了証(電子情報で提供されている場合は不要)
  E自動車検査票

 

(2)所有者になる人の必要な書類
  @印鑑証明書(発効後3ヶ月以内のもの)
  A実印(本人が来られる場合)又は委任状(本人が来られない場合、実印を押印したもの)
  B車庫証明書(証明後概ね1ヶ月以内(40日以内)のもの)
 ◎所有者と使用者が異なる場合の使用者の必要な書類
  C使用者の住民票(発行後3ヶ月以内のもの)
  D使用者の委任状(使用者本人が来られない場合)
  E車庫証明書(証明後概ね1ヶ月以内(40日以内)のもので、所有者と使用者が異なる
   場合は使用者のもの。)

 

(3)費用
  @登録手数料・・・自動車検査登録印紙で支払い
  A検査手数料(持ち込み検査の場合)
  B検査手数料(保安基準適合証の場合)
  Cナンバープレート代
  D自動車損害賠償責任保険(共済)証明書
  E自動車重量税(重量税印紙)

 

(4)注意事項
  @委託封印による場合を除き、自動車の持ち込みが必要です。
  Aナンバープレートの交付にあわせて「番号を選びたい」場合は、事前に申し込みが必要
   です。
  B新所有者が未成年者の場合、両親の実印を押した同意書、戸籍謄本、両親のうち1名の
   印鑑証明書が必要となります。

変更登録申請

引越しや結婚等で住所や氏名が変わった場合には、運輸局に変更登録申請が必要です。

 

(1)所有者と使用者が同じ場合に必要な書類
  @登録申請書
  A自動車検査証
  B住民票(住所変更の場合:ただし2回以上転居されている場合は戸籍の附票等も必要)
  C戸籍謄本又は抄本(氏名変更の場合)
  D印鑑(本人が来られる場合)又は委任状(本人が来られない場合で、印鑑を押印した
   もの)
  E車庫証明書(証明後概ね1ヶ月以内(40日以内)のもの)

 

(2)所有者と使用者が別で、「使用者」について変更する場合に必要な書類
  @登録申請書
  A自動車検査証
  B所有者の印鑑(所有者本人が来られる場合)又は委任状(所有者本人が来られない場合
   で、印鑑を押印したもの)
  C使用者の住民票等(発行後3ヶ月以内のもの)
  D使用者の委任状(使用者本人が来られない場合)
  E車庫証明書(証明後概ね1ヶ月以内(40日以内)のもので、使用者のもの)

 

(3)所有者と使用者が別で、「所有者」の住所や名称を変更する場合に必要な書類
  ※「所有者」自身を変更する場合は「移転登録」になります。

 

  @登録申請書
  A自動車検査証
  B住民票(住所変更の場合:ただし2回以上転居されている場合は戸籍の附票等も必要)
  C戸籍謄本又は抄本(氏名変更の場合)
  D所有者の印鑑(本人が来られる場合)又は委任状(本人が来られない場合で、印鑑を
   押印したもの)
  E使用者の委任状(使用者本人が来られない場合)

 

(4)費用
  @登録手数料(自動車検査登録印紙で支払う)
  Aナンバープレートが変わる場合、ナンバープレート代

 

(5)注意事項
  @他県等のナンバープレートがついている場合は、ナンバープレートが変わりますので、
   自動車の持ち込みが必要です。

 

 

 

移転登録とは

売買や譲渡により自動車の所有者名義を変更したい場合には、運輸局に移転登録申請が必要です。

 

(1)申請に必要な書類
  @登録申請書
  <現所有者の必要な書類等>
  A自動車検査証
  B譲渡証明書(実印を押印したもの)
  C印鑑証明書(発行後3ケ月以内のもの)
  D実印(本人が来られる場合)又は委任状(本人が来られない場合、実印を押印したもの)
  <新しく所有者になる人の必要な書類等>
  E印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの)
  F実印(本人が来られる場合)又は委任状(本人が来られない場合、実印を押印したもの)
  G車庫証明書(証明後概ね1ヶ月以内(40日以内)のもの)
  <所有者と使用者が異なる場合の使用者の必要な書類>
  H使用者の住民票(発行後3ヶ月以内のもの)
  I使用者の委任状(使用者本人が来られない場合)
  J車庫証明書(証明後概ね1ヶ月以内(40日以内)のもの)

 

(2)費用
  @登録手数料(自動車検査登録印紙で支払う)
  Aナンバープレートが変わる場合、ナンバープレート代

 

(3)注意事項
  @他県等のナンバープレートがついている場合は、ナンバープレートが変わりますので、
   自動車の持ち込みが必要です。
  A所有者が死亡した場合は相続人が所有者となります。相続人全員からの上記書類が必要
   になるほか、別に書類が必要です。
  B未成年者が所有者の場合には、両親の実印を押した同意書、戸籍謄本、両親のうち1名の
   印鑑証明書が必要となります。

抹消登録とは

 自動車の廃車手続きをしたい場合には、運輸局に抹消登録申請が必要です。抹消登録には、「永久抹消登録」、「一時抹消登録」、「輸出抹消仮登録申請」、「解体届出」等ありますが、ここでは「永久抹消登録」、「一時抹消登録」について説明します。

 

 

 

1.永久抹消登録申請
  解体業者から解体したとの報告があったので自動車の廃車手続きをしたい、という場合の
  手続きです。

 

(1)申請に必要な書類
  @登録申請書
  A自動車検査証
  Bナンバープレート(前後2枚)
  C所有者の印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの)
  D所有者の実印(本人が来られる場合)又は委任状(本人が来られない場合、実印を押印
   したもの)
  E解体に係る「移動報告番号」および「解体報告記録がなされた日」が分かるもの(引取
   業者にご確認ください)

 

(2)自動車重量税還付申請
  車検残存期間が1ヶ月以上の場合、自動車重量税の還付を受けることができます。この申請
  は、上記「永久抹消登録申請」と同時に行いますが、あわせて以下のものが必要です。
  @所有者の銀行等の預金口座内容
  A申請者(所有者)の個人番号又は法人番号
  B代理人申請の場合は代理人の印鑑
  C本人確認(番号確認及び身元確認)書類

 

(2)費用
  @不要(ただし、廃車を証明する書類が必要な場合は別途費用が必要)

 

 

 

2.一時抹消登録申請
  自動車の廃車手続きで、以下のような場合の申請です。
   ※ 解体業者に引き渡したばかりで解体はできていない。
   ※ 解体せず自動車を再使用する。

 

(1)申請に必要な書類
  @登録申請書
  A自動車検査証
  Bナンバープレート(前後2枚)
  C所有者の印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの)
  D所有者の実印(本人が来られる場合)又は委任状(本人が来られない場合、実印を押印
   したもの)

 

(2)費用
  @登録手数料(自動車検査登録印紙で支払う)

検査証再交付申請とは

車検証が毀損または紛失したので再交付したい場合には、運輸局に検査証再交付申請が必要です。

 

(1)申請に必要な書類
  @登録申請書
  A自動車検査証(毀損した検査証がある場合)
  B紛失届(紛失した場合)
  C認印(使用者本人が来られる場合)又は委任状(使用者本人が来られない場合、使用者
   が押印したもの)
  D申請者または申請代理人本人を確認できるもの

 

(2)費用
  @手数料(自動車検査登録印紙で支払う)

 

 

 

自動車登録は、ご自分でも申請することが出来ますが、準備する書類や手続きに不安を感じる方や疑問がある方はご相談下さい。